バックナンバー:2010年1月

大吟醸の仕込み始まる。

2010年1月25日

IMG_6846いよいよ先週から大吟醸の仕込みが始まりました。

写真は酒米を洗いながら浸漬しているところです。

大変冷たい水で半切というたらいの中で洗います。

米を無駄にしないために酒質に反映しない無駄な精米はしない方針で、長年40%精白(60%削り捨てる)にて大吟醸を仕込みます。

但馬杜氏の号令できっちり時間を計り水分を一定量含むように調整します。

時間が経過した後水を切り、重量を量り確認。

その後一旦広げて表面の余分な水分を落とします。

翌日早朝蒸しあげて蒸米となります。IMG_6863

ほぼ毎日この作業が続きます。

この米は、山陽小野田市内の伊藤仁家の「山田錦」です。

美味しい大吟醸が出来るよう頑張ります。

ちなみに、私はまたまた東京・神奈川方面に売り込みに行ってまいりました。

新たな山猿屋さんも誕生しましたので近々更新します。

今回も「山猿」を中心に新規開拓をして回りましたが、かつて米焼酎「三年寝太郎」を扱った経験のある酒屋さんから「また寝太郎置こうかね」と言ってもらえるようになりました。

ブームによりイモ焼酎に占領されていた棚がさみしくなったり飲食店などのメニューの入れ替えだったりと、復活傾向が実際に肌で感じられる今日この頃です。

またしても首都圏からの傾向ですが、全国に早く波及させたいものです。

原料が米だろうが美味しいものは美味しい。

イモ焼酎も25%は米で出来ています。

三隅酒米グループ決起大会

2010年1月18日

IMG_6815IMG_6830山口県で唯一『穀良都』を栽培する猛者の集まり、三隅酒米グループが今年の作付に向けての決起大会を1月14日15日一泊で長門市内の温泉旅館ホテルYにて開催されそれにご招待を受けた。

決起大会の前に温泉旅館のスタッフの皆さんを集め私と藤村さんと一時間ほど酒米とお酒とお燗についての講習会を行いました。自分自身お燗酒の温度の違いや器にる味の違いを楽しめました。同じ瓶からつぐ同じお酒の味が本当に違うんですよ。そのような事に気が付く体験ができる、お酒の楽しさに気付けたことが旅の思い出に加われば素敵ですよね。

さて、決起大会ですが、リーダーの藤村さんのごあいさつと乾杯で始まり私が昨年の米についての総評を述べあとは飲みながら食べながらの酒宴なのですが終始農業の話が尽きないのがこの会なのです。

オフシーズンの土づくりに始まる農業の話し。背が高すぎる「穀良都」を倒れないように栽培できる秘結をお互いに確認しあっておられるようでもあり、自慢話のようでもあり、心地よい農業の会話。

角谷さIMG_6827んの歯に衣着せぬ鋭い指摘を素直に聞きながら吸収されるのがよくわかる。名人同士の語り合いの心地よさ。テレビの対談番組のような起承転結のはっきりした対談。さすがは元山口県農業試験所場長ですね。

農業の後継者問題については半分のメンバーはすでに後継者と一緒に農業をされているが地域にとっては重要な問題のひとつです。元議員さんのメンバーもおられるので社会性の強い話題に。補助金とモチベーションの理想的なバランスはどうあるべきかなど色々なご意見があり、やる気で農業に取り組まれているメンバーのご意見だけに是非国会議員さんに同席してもらいたいものです。

学校給食と学校の統廃合の問題にもふれられなかなか参考になりました。IMG_6819

最年長の谷村さんから「今年も作付をふやしてもエエかね。」と心強いお言葉。「張り切って売ってまわりますのでお願いします。」ということで

盛り上がりに盛り上がっていたら、「まことにもうしわけありませんがそろそろ・・・」と旅館の方が。すっかり時間の経つのを忘れていました。

それから温泉にはいり再び二階続きの部屋で討論会再開。12時を回ったところで就寝。

なのに朝六時。ぼそぼそと呟く声に目が覚めると部屋の端のほうで農業の話。

元気がイイのがなよりてす。

あけましておめでとうございます。

2010年1月1日

あけましておめでとうございます。

去年は皆様にとってどんな年でしたでしょうか。img039

永山酒造にとっては新たな旅立ちへのプロローグのような年であったと思いたいです。

私は造り酒屋の「顔」という部分に胡坐をかいていたことに去年の最後の最後に、大変お世話になっている大切な人生の先輩から教えられました。

「殿様商売をしていないか?」の一言で目がさめたような気がしました。

一生懸命しているつもりでしたが、心ある第三者が見て「殿様商売」に見える事実。

これは私を移す鏡のように思えました。

今年一年、足場をしっかり踏み固め、本当に地域に必要な酒蔵となるように更に精進したいと思います。

今年は寅年です。

今までは虎の衣を借る狐でしたが、たとえ弱々しくみすぼらしく見えようと、虎として生きて行く年にしたいと思います。

どうか、今年の変化に注目してください。

皆様にとって、良い年でありますよう心からお祈りいたします。

ああ、それと新酒ぞくぞく出ています。